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よくある詐欺!!

 ホントにあったギャンブル詐欺!!
 (ちょっと長いのでヒマな時にど~ぞ)

 サイゴンからニャチャン行きのバスがPM8:30出発だった。
 ホテルをチェックアウトした後、バス会社にバックパックを預け散歩に出る。
 露天でコーヒーを飲みながらボケ~ッとしていると、
 隣に普通のオッサンが座った。
 別に何もなく普通にしていて、たまたま目が合う。
 オッサンが『ハロ~ どこから来たの?』と、たわいの無い会話が始まった。
 そのオッサンはフィリピンのマニラ出身で、話はフィリピンの事で盛り上がる。
 するとオッサンが、
 『今度妹が日本の京都に働きに行くんです。
  ソニーの会社で働くんですが、初めての日本なので、
  もしお時間があれば、妹に少し日本の事を教えてあげてもらえないですか?
  妹は日本語がしゃべれます。』
 出発までまだまだ時間もあったし、少しでも人の助けになればと思い承諾した。

 
 タクシーでオッサンの叔母さんの家へ。
 オッサンは従兄弟の結婚式が近々あるので、今はここに住んでいるらしい。
 家に到着した時、妹はお母さんと病院へ行っているので少し待ってくれと。
 縦長3階建ての家で、中はとてもシンプルだ。
 2階から、長身で風貌のある男前なオッサンの従兄弟が降りてきた。
 『ハロ~ どこからきた?職業は何だ?歳は?』
 まぁ~普通の会話だ。
 俺も適当に会話の流れ上聞いてみた。
  
 従兄弟 (D)『俺はカジノのディーラーを10年している。
  ヨーロッパやオセアニア、日本にも行った事がある、、、、、
  神戸港の船の中で、
  新しいカードゲームのエキシビジョンが今年の12月にあるんだが。
  そこで俺はディーラーをする事になってるんだ。
  カジノには興味があるか??』
 
 俺『もちろん少しは興味がある。』

 D『そうか。
   俺が新しいゲームを今から教えてやるから2階へ行こう。』

 2階の一番奥にある、クーラーの効いたひんやりとした部屋に通された。
 ベットと洋ダンスとテーブルがあるだけでとてもシンプルだ。
 もちろん座らされた場所は一番ドアから遠い席。
 このへんで『アレ?ちょっとヤバイかもな?』とは感じていた。
 
 今回教わったゲームはPBJ(Poker Black Jack)と、従兄弟のディーラーは呼んでいた。
 単にポーカーとブラックジャックをミックスしただけだ。
 

 ある程度内容が飲み込めた所で、

 D『神戸で開かれるエキシビジョンに来て、俺と一緒に組もう。
   絶対に勝てるようになっているから。
   5000米ドルを半分ずつ出し合って、買った分は折半だ。
   VIPルームで開かれるんだが、お前は大丈夫か?
   チキンじゃないだろうな??
   慣れていないヤツが高額のお金を持ってカジノへ行くと、震えてしまうもんだ。』
 
 ディーラーの言っている事は間違いない。
 俺も初めてカジノへ行ったとき、
 ドイツにある小さなカジノだったが、スーツを着込んで意気込んで向かった。
 しかし、場の雰囲気にすべてを飲み込まれてスッカラカン(7万負けたw)
 そのとき見たロシア人と思われる富豪のベットの仕方に度肝を抜かれた。
 俺とゼロの数が2つ違う(笑)))
 
 ちょっと話がそれてしまったが、
 5000米ドルを持ってVIPルームでカードゲームができるほど、
 俺はカジノ場には慣れていないのが、事実だ。

 D『これから俺の知り合いがくる。
   昨日俺のお陰で5000米ドルも勝ったのに、
   俺には200米ドルしかよこさなかった。
   ブルネイ出身の小さなおっさんだ!
   お前がどの程度のもんか、テスト代わりに試す。
   実際の場でチキンになられても困るからな!!』
 
 俺『俺はこのゲームには参加しない。
   今回はゲームの内容を教えてくれるだけの約束だ!』
   
  この『ブルネイのオッサンがやってくる』という言葉で、
  詐欺だという事が確定した。
  フィリピンのガイドブックにも書いてあると思う、有名なギャンブル詐欺。
  実際俺の古い友人もマニラでギリギリの所までいき、危なかったらしい。
  
 D『わかった。わかった。じゃー見ているだけでいいから。』

 ディーラーが従兄弟のオッサンに自分の財布から200米ドルを渡す。
 と、ブルネイ出身のうさん臭いオッサン登場!
 見たとたんにちょっと笑いそうになった(笑)))   
 
 ブルネイのオッサン
 『ハロ~ 初めまして、、、、、、昨日は大勝ちしたよ!
  ギャンブルは時の運だからね~~』と言いながら、
 ポケットから5000米ドルをテーブルの上に”ポン”と出した。 
 アホみたいな事をアホ臭い顔で真剣に演技している小太りなおっさんに、
 俺自身がかなりリラックスできた(笑))
 
 ブルネイのオッサンと俺をここまで連れてきたおっさんとディーラーでゲームスタート。

 1回目、オッサンの勝利!
 2回目もオッサンの勝利!
 すでに3回目で、ブルネイのオッサンの掛け金が跳ね上がる。
 
 D『お前ちょっとお金持ってないのか?そうしないと勝負が終わってしまう。
   ちょっと貸してくれるだけでいいから』
   
   誰がどう見ても、俺がお金を出せば間違いなく勝つようになっている。
   しかし、一度出してしまったらもう戻ってこない。
 
 俺『だから持ってないって。ホンマに持ってきてないねん。OK?』

 D『じゃー勝負は終わりだ。お前ら二人出て行っていいぞ!』


 結局オッサンの妹は帰ってこなかった。
 最後にはオッサンに、
 『200米ドル負けてしまっただろ。お前お金ないのか?
  どうにかならないのか?どうにかする方法はないのか?』
 
 俺『お前が初めに言ってたのは、お前の妹としゃべるだけやったやろ。
   それを俺を騙そうとギャンブル始めやがってボケ!
   俺は一言もゲームをやりたいなんて言ってないし、
   ただ見てるだけやという約束やろうが、ファッッッッッッッック!』


 まさかベトナムに来て、フィリピン人の詐欺に遭うとは。
 いざこのような体験をした事がある人はわかると思うが、
 現金を目の前に出されたり、勝負に簡単に勝ったりするのをリアルにみると、
 少し自分自身が興奮してちょっとぐらいなら、なんて思ってしまう。

 俺自身が今回経験してみてもそう思った。
 そのリアルな状況になると、人から聞いたり本で読んだ事がどこかへ吹っ飛んでしまい、
 現場の空気に飲み込まれて行く。
 彼らの巧妙なしゃべり、パーフェクトに進んでいくあり得ない事実に、、、
 
 
    どこから詐欺がスタートしたのだろうか?
 
 俺が露天でコーヒーを飲んでいる時、
 オッサンはたまたま近くを歩いていたのか?
 どこかしらのバイクタクシーがあそこに日本人がいるぞ、
 なんて情報提供したのか?
 まさか露天のジジィの仕業ではないだろうか?
 なんて考えてしまった。 
 
 突然良い事や悪い事は襲ってくる。
 相手のペースに持っていかれ、全てがそいつの言う通りに進んで行くときほど、
 十分注意が必要だ!!!

 という最もシンプルなことを、身を持って学べた気がした。
 
 東南アジアで頻発するギャンブル詐欺にはご注意を!!
 
 (26/09/09(日) ニャチャンのカフェ にて)
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