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旅のスタイル!!
 旅っぽい移動!

 住みたくないけど、訪れたい村「シンゲッティ」から、
 モロッコへ抜ける基点となる町「ヌアディブ」を目指した。
 ギュウギュウ詰めじゃない、乗り合いタクシーで「アタール」へ向かう。
 来た道と全く同じ一本道を突っ走る。
 「アタール」からはハイラックスの荷台に乗り換え「ショーム村」へ。
 荷台には荷物を山積みにして、ネットを張る。
 その上に乗るので、しっかりネットを持っていないと落ちる。
 凸凹の道なんかに通る時には、冷や汗がでてしまう。
 しかし、旅してるなーって感覚。
 日本ではこんなこと絶対にできないし、誰もしようとしないだろう(笑)))
 気持ちいいのも30分ほど。
 力強い太陽光線と砂嵐が襲いかかってくる。
 ハーフパンツをはいていたのが大失敗。
 膝から下がみるみる日焼けで赤くなっていく。
 ターバンを”イスラム過激派巻き”にして顔全部を覆い、太陽光線と砂嵐を防いだ。
 2時間もすれば、やっぱり椅子座れば良かったなーと、飽きと疲れと後悔。
 旅っぽい移動はやっぱり疲れる。。。
 4時間の苦しい移動の末、ようやく「ショーム村」到着。
 
 ここからは電車に乗って「ヌアディブ」を目指す。
 電車と言ってもいつもとは勝手が違う。
 鉄鉱石を運ぶ貨車なので、客車本当に少ない。
 しかし、鉄鉱石の上に乗る事もできる。
 面白いシステムで貨車(鉄鉱石)の上は『無料』!!
 『落ちても知らねーからな!!』
 すべては自己責任。
 ある意味では素晴らしいスタイル。
 もちろん俺は、自己責任型旅っぽい移動スタイルを選ぶ。
 楽しそうだな~~とわくわくしていた。
 
 午後6時と聞いていたが、4時間遅れてやって来た。
 客を乗せる為ではないらしく、停車時間も短い。
 真っ暗闇の中、夜逃げするかのように貨車の上に荷物を運ぶ。
 みんな必死の形相である(笑)))
 乗り遅れても自己責任だからだ。
 鉄鉱石もかなり細かく、足で平にして場所を作りヨガマットを敷いた。
 電車が動き出すとテンションも上がってくる。
 しか~~し煤が嵐のように飛んで来る。 
 煤嵐の勢いは強烈で目を開ける事もできない。
 上を向いて夜空の星を見る事なんて全く無理。 
 やっぱり旅っぽい移動は快適でない(笑))
 更にどんどんと気温が低下。
 メチャメチャ寒くなり、シュラフをバックから取り出す。
 寒さと煤から隠れるように、みの虫スタイルで寝た。

 
 目が覚めると、辺りは綺麗な砂漠が広がっていた。
 しかし煤がメチャメチャ飛んでくるので、イスラム過激派巻きはやめられない。
 ホンマに突風のように吹いてくるときもある。
 アクション映画のように、身軽に飛び越えられへんで(笑)))


 時々、山積みの鉄鉱石の上に立ち景色を眺める。
 「旅してるなぁ~~~!」
 そんな子供っぽい感覚が楽しい。
 一度でいいから走っている電車の上に乗ってみたかったのだ。
 しかし、想像していたよりも快適ではない現実も知った(笑))) 
 
 遠くに海が見えてきた。
 「ヌアディブ」の町も近づいてきた証拠だ。
 合計16時間、貨車の上の旅は終わった。
 もちろん停車する時間も短いので、
 みんな必死の形相で荷物を降ろしていた。
 
 
 後で聞いた話では、
 客車で座席の料金は1等で1500円ほど。
 しかもギュウギュウに詰め込まれているらしい。
 寝台はもう少し高い。
 
 
        実際問題!
 
 ギュウギュウに詰め込まれた座席 or 真っ黒になる辛い貨車の上

       みんなはどっちを選んで旅をしますか??

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(09/08/08(土) ヌアディブの宿 にて)
 
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砂漠の民にはなりたくない!!
 シンゲッティー!!

 前3人、後ろ4人。
 狭苦しい乗り合いタクシーのベンツに乗り込んだ。
 こんなに詰め込まれて移動するのも、モーリタニアが最後になりそうだ。
 アホポリス達による無駄に多い検問。
 砂漠の真ん中でタイヤがパンク。
 外に出ると太陽光線が凄まじく強い。
 みんなで手分けしてパンク修理をさっさと終わらせた。
 外の景色は荒野と砂漠が交互に現れる。
 それ以外の変化なし。(笑)))
 
 合計6時間のドライブで中継地点の「アタール村」に到着。
 ここで違うベンツに乗り換える。
 もちろん相も変わらずギュウギュウ詰めのベンツ。
 しかも無駄にでかい地元民の男3人と俺が後部座席。
 その中にやたらとウルサイ野郎がいて、面倒くさい事この上ない。
 狭いだけでもイライラするのに、隣でアホみたいな顔してベラベラぺらぺら。
 鼻にティッシュを突っ込んだようなしゃべり方。
 聞いててちょっとおもしろい(笑))
 お祈りターーーーーーイム!!
 正直言ってメチャメチャ迷惑なのだ!!
 
 真っ暗闇の中「シンゲッティ」に到着。
 トランクに積んでいた俺の重たいバックパック。
 アホ面ドライバーが『ドゴンの杖!』を持って無理矢理引っ張り出す。
 『ボキ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!』
 アホ面ドライバーが折りやがった。
 よく見ると半分ぐらい折れて、その先が無くなっている。
 メチャメチャ腹立ってドライバーの胸ぐらを掴んだら、
 やたらめったら、どこから出て来たのか?
 あっという間に人だかり。
 もうムチャクチャ!!
 誰やようわからんヤツがドンドン横から入ってくし、
 あっちゃこっちゃでしゃべりまくっているので、わけわからん状況になっていく。
 なんかアホらしくなってきたので、許してやる事にした。
 いったいどこから人が出て来たのか、不思議だ??(笑))
 しかしこの方法が喧嘩を早く終わらせる術なのかもしれない。
 アフリカの町中で喧嘩が始まると、みんながみんな仲裁へと入っていく。
 すると、なぜかあっという間に終わってしまうのだ。
 素晴らしい作戦かもしれない。
 日本やったらみんな避けて通るんやろうなあぁ~~(笑))

 宿では、いつもみたく屋上でマットレスを敷いた。
 すると、いつもみたく朝方寒くて起きた(笑)))
 
 村内へ散歩に出かけた。
 10分ほど歩くと、目の前には延々と続くサハラ砂漠。
 絵に描いたような、誰もが想像する綺麗な砂漠が広がっている。
 起伏も滑らかでふんわりさらさらして見える。
 風の音しか聞こえない。
 心休まる時間。
 風が強く、効果大のターバン。
 モロッコからキャラバンを組み、大勢の人達がサハラ砂漠を渡ったのだろう。
 本当に過酷な旅だと思う。
 そう考えてみると、俺がしている旅の移動なんて可愛らしいもんだ。
 『砂漠とは、恐ろしく、そして美しい!!』

 ディナーでは、砂漠の動物ラクダの肉を食べた。 
 牛肉に近い味と歯ごたえ。
 ヤギや羊よりも全然おいしかった。

 砂漠の中にある村「シンゲッティー」。
 俺は絶対こんな所には住めないなぁ~。
 訪れるだけで十分だと、心の底からそう思った。

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(09/08/08(土) ヌアディブの宿 にて)

 
薄い国だ!!!

 
 ヌアクショット!!

 『ホコリっぽい首都だ!!』 
 さらに日中はメチャメチャ暑く、すぐ喉がカラカラになる。
 そして、黒人が少ない。メチャメチャ少ない。
 90%以上がアラブ系だ。
 アフリカが終わってしまったような感じだ。
 『アフリカ=黒人』というイメージがあるので、
 アラブ系が多いとどうも中東アジアっぽい感覚を覚える。
 しかしまだまだアフリカ大陸。
 『油断禁物也!!』
 
 
 「ヌアクショット」の見所らしいフィッシュマーケットへ行ってみる。
 タクシーに乗り15分で海岸線にあるマーケット到着。
 いろんな種類の魚が市場に並んでいる。
 その中にふぐがいるではないか!?
 捌いてから売られているが、怖くて買いたくないなぁ~。
 『これ以上腹に毒はいれさせね~』(笑))
 
 ビーチにはカラフルなボートがずらーーーーーーーーーっと並んでいる。
 ここに集められていましたかーと、
 フィッシャーマン達は全員黒人。
 アラブ人フッシャーマンは一人もいない。
 完璧にアラブ人が支配されている光景。

 ビーチで泳いでいる人達もいた。
 案外綺麗な海。
 しかし、至る所に魚の死骸が落ちているのはどうなんだろう!?
 適当に仕事してるからこーなってしまう。
 のんびりのんびり何も気にすることない仕事っぷり。
 黒人っぽくていい!!


 ホコリっぽく、乾燥しているカラカラの首都!
 大した見所もない。
 活気があるわけでもない。
 風が強くなると砂嵐が舞い、とても歩ける状態ではない。
 スーパーでアイスクリームを買うと350円もする。
 布に覆われたケンシロウが、遠くから歩いて来そうな雰囲気ではある。
 みんな同じ服を着て、暇そうにしゃべっている。
 旅行者が側を通ると、からかいがてらにしゃべりかけてくる。
 女性の姿は比較的少ないが、布屋のまわりには群がっている。
 タクシーはベンツが多く、ありえないほどボロボロである。
 みんなメッカへ向かってお祈りをする。
 そしてメチャメチャ薄い色をした国だ(笑))))
 さらに薄い雰囲気の国でもあるのだ!!

 
 『シンゲッティの砂漠は綺麗!』なんて風に乗ってやってきた情報。
 薄~~~い首都を出て、砂漠の小さな村へ向かった。

 

 フィッシャーマーケットの帰りにタイを買った。
 今日取れたばっかりの新鮮な魚。
 刺身とタイ汁を作って臭いご飯と一緒に食べた。
 刺身はやっぱりうまい!!!
 ちょっとビクビクしていたが、
 次の日腹を壊すことは無かった。。。

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 (09/08/08(土) ヌアディブの宿 にて) 

  
アホすぎる。。。
 
 最低な国境!!

 「ジュンネ村」から首都「バマコ」へ戻った。
 宿は前回と同様の場所だ。
 まず「バマコ」で次の目的国『モーリタニア』のビザを収得。
 即日発行、1ヶ月のシングルエントリーで約8000円。
 セネガルでは150ユーロもするらしい。。。
 それにしても高すぎると思う。ちょっとやり過ぎ。
 高くても3000円以内に押さえるべきだ!

 それと、うれしい事がわかった。
 「バマコ」からモーリタニアの首都「ヌアクショット」まで国際線のバスが走っている。
 イチイチ何回も乗り換えさせられては、3日ほどかかるだろうから。
 肩の力もちょっと抜けた。
 値段はビザ代と一緒の約8000円。
 出発は午前6時と聞いていたが遅れるだろうと思い、
 丁度午前6時に到着するようにした。
 
 案の定、係員に呼ばれたのは午前6時半。
 しかもタクシーに乗せられて違うバスターミナルへ向かわされた。 
 到着するとすぐ「ヌアクショット」へ向けて出発。
 乗客に『ヌアクショットの到着予定は何時?』と尋ねると、
 『たぶん明日の夜だろう!』。
 約35時間ぐらいかぁ~~~!?
 辛いだろうと思われる長旅に、ちょっとため息が、、、

 バスは快調に走ってくれた。
 夕方にはマリ側の国境に到着。
 パスポートを提出して、名前が呼ばれたら部屋に入るシステム。
 俺の名前が呼ばれて部屋に入ると、
 第一声が『2000CFA(約500円)払え!』とワイロを請求。
 『なぜそんな金を払わなあかんねん!』と要求を拒否。
 するとアホポリスは、
 デスクの引き出しを開けて俺のパスポートをしまい込みやがった。
 それからは、何を言ってもラチがあかない。
 地元の人にも『もう払っとけ!』と言われる始末。
 もちろん地元の人達もガンガン金を取られている。
 メチャメチャ腹立ったが、バスが出発できないので仕方なく払った。
 なんでアホポリスに小遣いあげなあかんねん。
 アホに権力持たせたら絶対にアカン!!!!!!!!
 バスの中では乗客がワイワイと文句を言っていた(笑))))
 
 更に悲劇の国境が続く!
 次はモーリタニア側入国。
 同じくパスポートを提出。
 名前を呼ばれ一人ずつ部屋に入って行く。
 この、一人ずつ部屋にいれる時点で汚い!!! 
 そして拒否すると、『じゃー外へ行け!』。
 拒否し続けていたが、またも地元の人に『払わなしゃーないで』。
 バスが出発出来ず、乗客に迷惑がかかってしまう。
 今回も腹立だしいが払った。
 もちろん地元の人も払っていた。
 このシステムはホンマにどうにかならんのかな~!?

 この国境間では毎日毎日このような事が行われている。
 払わなければ出国させない、入国させない。
 こんな事が現実に行われているのです。
 アホなやつに権力を持たすから、こういう事になる。
 しかし、お金大好きアフリカ人!
 人間誰しも同じだが、、、仕方ないのだろうか。。。
 だがこいつらのやり方はセコい!

 
 クソ国境を抜けて『モーリタニア』の首都を目指す。
 昨年、フランス人4人が殺された場所周辺を通過することになった。
 この事件が起こったので、パリダカールラリーが中止されたのだ。
 その為なのかわからないが、とにかく検問が多い。
 バスの乗務員曰く、『首都「ヌアクショット」まで41回の検問がある』。
 わけのわからん事ゆーてますわ!!と思っていた。
 しかし小さな検問を入れると、25回ぐらいはあったと思う。
 そんなに検問してもしゃーないやろと、アホポリスにまた腹が立ってしまった。

 
 目が覚めると外が明るくなり始めていた。
 バスが停車して、乗客全員がメッカに向かってお祈りを始めだす。
 辺りにはサハラ砂漠がどこまでも広がっている!!
 星の王子様がどこかにいてるのかもしれない??(笑)))
 
 ホンマに砂漠が広がっているだけだ。
 ラクダの数がメチャメチャ増え、
 野ラクダらしき集団も結構いた。
 やはり、砂漠とラクダとターバンは絵になるな。
 
 
 やはり、乗客の言っていた予定時刻は適当だった。
 午前中のうちには首都「ヌアクショット」到着!!
 12時間は早く着いた計算になる。
 俺にとってはうれしい誤算。
 なぜか気分も清々しい。
 合計27時間、砂漠の中のドライブだった。
 
 
 さっそく必需品のターバン購入。
 コーヒーを飲みながら、ターバンの巻き方を練習していると、
 地元の人が指導してくれた。
 さすがはプロフェッショナル。
 かなりかっちり巻く事ができた。

 砂漠の国モーリタニア!!
 なんや早そうな、遅そうな名前の国だ。
 面白い国ならいいんだけどなぁ~~?
 みんなと一緒にメッカに向かって祈るしか無い。

 そんなこと、絶対しないけどね(笑))))

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 (09/08/08(土) ヌアディブの宿 にて)

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