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カツアゲとワイロ、どっちが悪い?? 後編

 ガンビアンな日々!!

 朝からパッキングをするが、荷物が思うように入らない。
 無理矢理バックパックに押し込んで出発した。

 宿からフェリーターミナルへ歩いて向かう。
 ここのターミナルでいきなり1時間ほど待たされる。
 船は到着していたが、
 小学生達の課外授業なる、見学&説明会が始まったのだ。
 まぁこればっかりは仕方が無いな(笑)))

 ほとんど聞いてない小学生の為の見学会も終わり、船に乗り込んだ。
 気持ちのいい風とギュウギュウに詰まった船内。
 とにかくみんながみんな近い、うっとうしい、くさい(笑))

 船を降りて、ミニバスに乗って国境を目指す。
 この国境までの道のりで、最悪の出来事が起こってしまったのだ。

 俺は助手席に座っていた。
「ガンビアも最後だからデジカメで動画でも撮るか!」
 窓越しからデジカメを外に向けて撮影していた。
 すると、運悪いことに警察の検問所を通ってしまったのだ。
 ここの検問所では、すべての車が止められる。
 俺の乗っていたミニバスも当然停車。
 一人の警察が真っ先に俺の所にやってきた。
 『降りろ!カメラを出せ!こっちへこい!』
 カメラを出すと奪うように取られた。
 返してくれるのか不安になりながら、倉庫のような所へ連れて行かれた。

 他の警察官とデジカメをチェックし始める。
 しかし全く操作方法がわかっていないのだ(笑)))
 少しデジカメの扱い方を教えてあげた。 

 すると、いきなりこんな質問を浴びせられた!

 『お前スパイ何じゃないか??』
 
 『何を言ってるんですか、どうみてもただの旅行者ですやん!』

 『じゃーなんで撮影してたんだ、
 この国でこんな事をしているのはスパイしかいない。
 お前を連行する!!』

 『ちょっと待ってくださいよ、ただの思い出ですやん。
 旅行へ行ったら写真ぐらい撮るでしょ!!』
 
 しかし、俺の言う事なんて一言も聞いてない。
 全く耳をかそうとしない。

 更に他の警察官が、ミニバスに積んでいた俺のバックパックを持ってきた。
 その時点でミニバスは、俺を置き去りにして国境へ向けて去った。

 すぐにバックパックをひっくり返され、中身を全部調べ始める。
 しかも一つずつ馬鹿丁寧に調べだしたのだ。
 
 『あーーーーめんどくせ~~~~~!!!』
 
 何がほしいのか?
 そんなことはわかっていた。
 それはもちろん『金』なのだ!
 こういうイヤらしい顔した奴らは、
 金がほしいだけなのだ!
 
 荷物を一通り調べ終えた後に、 
 『連行するのは勘弁してくださいよ!』

 『わかった。助けてやる。もう解放してやるよ。』

 『マジっすか!ありがとうございます、それでは!!』

 『待て、まだ終わってないぞ!
  俺はお前を助けてあげた、わかるだろ~、え~、
  俺の言いたい事がわかるだろ~、わかってるんだろ~、え~、え~!!
  俺がお前を助けてあげたんだぞ、え~!!
  じゃーお前、やる事は一つだろ。知ってるんだろ、え~!!』

 ネチネチと遠回しに攻め込んでくる。
 『わかりました、じゃーお金っすね!ナンボほしいんですか?』

 『本当は俺がお前を連行して、いっぱいいっぱい調べなければならない。
  まぁ、一日では終わらないだろうな!
  なぜならお前にはスパイ容疑がかかってるからだ。
  一個ずつ一個ずつ、調べなければならない。
  もの凄い時間のかかることだ。
  しかし、俺はお前えを助けてやるんだ、わかるな!』
  
 
 結局俺は、5万セーファー(約1万3000円)も払わされた。
 
 
 ホンマに悲しいかな、アフリカの警察はこんなもんだ。
 もちろん全員ではないが、こんな『ヤーさんデカ』が多いのが実情だ!
 俺が取り調べを受けている時、地元民のヤツが警察に金を渡していた。
 権力を手に入れてしまった、教育水準の低い集団。
 もし逆らえば、檻の中に入れられる。
 ある意味、金さえ払えば悪い事をしても助かってしまう。
 そう、金があれば悪い事をしても大丈夫なのだ。
 法律なんて関係ない、宗教なんて関係ないのだ。
  
 『金』があればいいのである。

 本当におもしろい。
 日本でも、目に見えないだけで同じようなもんだろう。
 隠れた所で同じような事が行われてるハズだ。
 日本人は”いやらしい”からな~(笑))))
 そう考えると、アフリカは丸見えで気持ちがいい気もしてくる。
 
 悲しいかな、人間ってこんなもんなのだろう。
 どうすることもできないことは、ジョンレノンが身をもって証明してくれた。
 世界は絶対変わる事はないと、俺は思わざるにはいられない。
 本当に残念なことなんだけど。。。。。
 なんとかしたいな!!
 みんながんばろうぜ!!


 たかだか1万円ちょっとで、こんなにも悲観的になる事も無いか(笑)))
 しかし、悲しいというか残念な気持ちになってしまうのも事実だ。

 みなさんはどう感じているのだろうか??
 
 そんな事を考えながら、国境を抜けて首都「ダカール」まで戻った。
 

 西アフリカの旅!
 東アフリカ以上に自分の信念、礼儀が崩れる恐れとの戦いが起こりそうな予感!
 
 なーんも気にせず、ノリだけでいきたいねんけどなぁ~~~(笑)))
 どーなんでしょうね??

 
 「ダカール」の宿について荷物をチェックすると、アーミーナイフが盗まれていた。
 荷物チェックしながら物まで盗んでいたのだ。
 マフィアよりもヤクザよりも政治家よりもタチの悪い身近なヤツ。
 平気で盗みもするし、心も傷つけてくる。

 しかし、
 いったい誰が一番悪いんでしょうね~~(笑))))



(26/06/08(木) ダカールの安宿 にて)

写真ナシでおねがいしま~す。。。
 
 











 
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カツアゲとワイロ、どっちが悪い?? 中編

 ガンビアンな日常!!

 首都「バンジュール」からバスで20分ほどの所に、
 ビーチリゾートと言えば聞こえが良すぎるが、
 小さなビーチのある町へ向かった。
 
 到着してすぐに、案の定一人の男が俺にくっついてきた。
 日本のキャッチセールスマンや訪問販売人達に身習したい勢いだ。
 とにかくべったりとくっついてくる。
 彼女と歩く距離よりも近い(笑))
 それがメチャメチャきもい!!

 いつものように
 『親切心は本当にありがたいが、
 最後にお金や食べ物などの要求目当てなら答えられない。
 チップ目的なら俺に付きまとうのは止めてくれ!』
 
 『俺はただこの町のすべてを紹介したいだけなんだ、
 お前にそれを知ってもらいたい、ただそれだけだ!!』

 そんな事を言われても、俺は全く信じてなかった(笑)))

 しつこさと言えば子供以上を忘れずに!!(笑))
 結局一緒に町を観光して、ビーチでのんびりとした。
 相手がしゃべり続けるが全く無視。
 俺がしゃべり出すと相手も無視。
 基本的に会話が成立してないのだ(笑)))
 しかもこういう奴らは、静寂な間を嫌う。
 ずーーーーーーっとしゃべってるもん!
 
 どのようにあがいても、くっついてくる。
 時間も遅くなってきたので「バンジュール」に戻る事にした。
 
 ミニバスが来たので、
 「ほな色々とありがとう!」と俺が言う前に、一緒のミニバスに乗り込みだした。
 しかもこやつ!
 『バス代一人6ダラシやから、12ダラシ払っといて!』
 いやいやいやいや、何を言い出すのかと思いきや! 
 こんなやつらはメチャメチャ多い。
 またか、と気分はうんざり。
 もちろん俺は自分の分だけを払った。

 「バンジュール」に到着して、すぐ彼に言った!
 『もう眠いから部屋に戻るわ。色々ありがとうな!! じゃー』
 
 『へい!へ~い!1分待ってくれ、フレンド!1分、俺の話を~~~』

 30mほど離れてようやく声は聞こえなくなった。
 ある意味でしつこく、粘りがある(笑))))
 日本の女性はこういう男に粘り負けするのだろうか???
 
 
 このうっとうしい『ガンビア』から『ギニアビサウ』という国へ、
 さっさと行こうと予定していた。
 しかし突然『マリ』という国から呼ばれたような気がした。
 何故だかわからない。
 旅をしていると、突然『~~へ行きたい』って思ってしまうのだ。
 『インドに呼ばれた』っていう旅人は多いと思うが、
 そんな感じと少し似ているかな!?
 
 
 そうとなれば、心と頭の中は『マリ』一本になってしまう。
 こうなってしまったら、
 行きたくてしょうがなくなってしまう性分。
 『マリ』にはビザが必要なので、
 めんどくさいが、再びセネガルの「ダカール」へ戻る事にした。
 
 この「ダカール」へ戻る途中でも、ガンビアの洗礼を受けたのだった。

 つづく


IMG_1304.jpg IMG_1305.jpg


(26/06/08(木) ダカールの安宿にて)



カツアゲとワイロ、どっちが悪い?? 前編
 ガンビアンな日常!!

 ダカールもそろそろかなと、次なる国『ガンビア』へ
 西の海岸線以外はセネガルに包囲されている。
 それなのに、フランス語ではなく英語が話されている(ローカル言語もあり)、
 なんとも訳の分からない国なのだ。

 セネガルの「ダカール」から長距離バスに乗る(約1000円)。
 午前10時出発と聞いていたが、そんなものは当然の嘘(笑))
 満席になるまで出発するわけがなかった。
 まだマシだったのか?
 午前10時50分には、大入り満員知らせのエンジンがついた。
 出発したかと思えば、長距離バスのハズなのに、
 近距離客を乗せたり降ろしたりと一向に進んでる気がしない。
 街中を抜けて快調に走り出したぞ、なんて気分よくなっているのもつかの間。
 警察の検問で全員降ろされる。
 何やらトラブル発生の模様??
 できないフランス語で周りの人に聞いてみると、
 『バスの中で携帯電話が盗まれた!でも見つからなかった!』
 わけわかりません(笑)))
 
 アホみたいなハプニングも終わり、よし今度こそ!!
 なんて思っていると、次はボコボコの悪路に襲われる。
 「運転大丈夫かな??」
 そんな事を考えてる矢先、窓の外には横転した10トン牽引の大型トラック!
 寝ても起きてもいられないが、辛抱強く国境を目指す。
 結果、合計で8時間45分かけて、なんとか無事セネガル~ガンビア国境到着!!
  
 セネガル側国境は、
 出国スタンプを『ドンッ!』と勢いよく追記の所に押される(笑)))
 ガンビア側では、
 全く見ない荷物チェックを受けた後、「用紙に書いたから金くれるか?」
 わけのわからない賄賂請求!
 アホみたいなヤツとは付き合わず、ビザと入国スタンプをもらいにいく。
 「じゃービザ代は350ダラシか1万セーファー(約2500円)で!」
 「じゃー1万セーファーで払います!」
 「毎度あり!!」
 ってな感じで、ビザを確認するとそこには「プライス300ダラシ!」
 いやいや完全に騙してきてるやん。
 そりゃ愛想がええわ!!
 そんな事が日常的に行われている、ガンビア国境であった。。。

 
 国境の町からフェリーに乗り、ガンビア川を南へ渡る。
 船の上からは綺麗なお月様が、東から西へと昇っていく。
 夜と月と海もなかなかいいもんだ!!
 一人寂しさに浸っていると、首都「バンジュール」へ到着した。
 
 予定していた宿を目指していると、一人の男がやってきた。
 またうっとうしいヤツが来たと思ったので、
 「親切にしてくれるのはありがたいが、最後に金や物をせびってくるのなら、
 俺に付きまとうのはやめてくれ。ただの親切ならうれしいけど」
 先手必勝とばかりに伝えると、
 「これはただの親切だから気にするなよ、ブラザー!」
 そんなことを言われても半信半疑ではあったが、まぁいいか。

 宿も見つけ、飯も食べて、移動の疲れもあったので後は寝るだった。
 「どうも親切にしてくれてありがとう、ガンビアはいい国やな!」と言って帰ろうとすると、
 
 「ブラザー!何か食べたいから金くれよ!」
 
 「いやいやそれはナシやぞって約束したやん!」
 
 「そのことに関しては理解してなかった!!」
 って、いやいや理解してますやんっ!!(笑)))

 何を言っても、全く耳にしない。
 しつこさといったら、高い高いを覚えた子供の比ではない。
 あまりにも腹が立ったのと、めんどくさいのとで、
 新品のペットボトルを投げて宿へ戻った(笑)))
 その状況を見ていた宿のスタッフが俺に気を使ってくれ、
 新品だったペットボトルを買ってきてくれた。
 その優しさがホンマにうれしかった。  
 しかし彼はセネガル人だったのだ。

 大丈夫かなガンビアと思い、その日は倒れるように寝った。
 
 つづく

IMG_1286.jpg IMG_1298.jpg

 (22/06/08 ダカールの安宿 にて)
 




 
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